2014年07月03日
遺跡を丸ごと3D
㈱とっぺんは、[3D_RIT]で発掘中の遺跡を3Dデータで記録することを提案します。
弊社は「3D_RIT」で遺跡を丸ごと3Dをするためにデジタルカメラを使用します。
撮影は、地上からポールを使ってコース撮影します。また、調査区を一括撮影するのではなく、完掘した区画から複数回に分けて撮影します。
それは、できるだけ良い遺構の状態で記録したいからです。
撮影場所以外は、作業を進められても大丈夫です。
撮影後、現場から撮影した画像をクラウドにアップロードします。
会社でダウンロード後、PCで画像の3D解析します。その3Dモデルからオルソー画像を作成し、アップロードします。少ない撮影枚数だと1〜2時間で現場でダウンロードできます。
現場でオルソー画像をダウンロードしたら、タブレットで現場の情報を書き込みます。
タブレットが無い場合は、プリントして筆記用具で書き込めますので、発掘担当の方が必要であれば翌日、弊社より配送することも可能です。
最後の区画の撮影が終了し、3Dデータを統合すると「遺跡を丸ごと3D」が完成です。
この時点での主な成果として「撮影画像」「遺跡全体の3Dモデル」「遺跡全体のオルソー画像」
それに「現場情報を書き込んだオルソー画像」の各データを作成します。
コース撮影だけでカバーできない遺構は、カメラを手で持ち詳細に撮影すると「個別遺構3D」を作成することができます。
もちろん、調査区全体の3Dデータに統合も可能です。
「3D_RIT」で作成した3dデータは、画像も形状も位置も3 次元情報を持っています。
専用ソフトを使えば、どこでも標高を確認したり、自由に断面を確認したりすることができます。
「3D_RIT」で作成した3Dデータは、現場で書き込んだ情報をもとに専用ソフトでの遺構の図化や、
「Google Earth」で公開することも可能です。
「3D_RIT」のデータは、様々な分野に活用できます。
「3D_RIT」に関するお問合せは、
株式会社とっぺん toppen@toppen.jp までお願い致します。
〒840-0857 佐賀県佐賀市鍋島町大字八戸3190-3
TEL:0952-28-7225 FAX:0952-97-8205
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